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桃の節句に草餅

3月に入り、温かくなってきて段々と春らしくなってきました。さて、旬の蓬を使った和菓子のお話。

 

ひな祭りの日と知られる3月3日の桃の節句には、女の子の健康を祈って昔から草餅が食べられてきました。

草餅は、餅に蓬を練りこんで作られていて、形も様々、表面を少し焼いてあったり、色々なタイプがあります。

 

古くは蓬ではなく、春の七草の1つであるハハコグサ(ゴギョウ)を用いられていましたが、現在ではほとんどが蓬になっています。

 

旬の蓬の香りと優しい甘さの粒あんが美味しい和菓子です。是非今の季節にピッタリの草餅をご賞味下さい。

 

草餅